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日帰り手術のご案内

広島市中区 のま眼科医院 野間 一列

目 次
白内障手術 小切開白内障手術およびその他
(入院にての手術も可能です)
眼形成外科手術 @眼瞼下垂手術(挙筋短縮術・吊り上げ術)

A眼瞼(睫毛)内反症手術

B霰粒腫・結膜肉芽腫摘出術

C上眼瞼皮膚弛緩症に対する手術
(切開法・眉下皮膚切除術など...)

D眼瞼外反症手術(Lateral Tarsal Strip Procedure、Kuhnt-Symanowski-Smith変法)

E睫毛乱生に対する手術(Wojono及びその変法)

F眼瞼腫瘍摘出

G眉毛下垂に対する眉上皮膚切除術
前眼部手術 @結膜弛緩症手術

A翼状片手術

Bその他


レーザー治療のご案内

目 次
緑内障 レーザー虹彩切開術(Laser Iridotomy)
レーザー線維柱帯形成術(Laser Trabeculoplasty)
後発白内障 後発切開術(YAG laser capsulotomy
眼底疾患 @網膜裂孔・網膜剥離

A糖尿病網膜症

B中心性網膜症

C網膜静脈分枝閉塞症・網膜中心静脈閉塞症

D網膜細動脈瘤

E網膜血管腫

Fその他

ー小切開白内障手術とは...

術後に生じる乱視を最小限にするために、切開方向を上方または耳側に振り分け、小さい切開幅2.4mmから眼内レンズを挿入します。超音波により水晶体を砕いて吸引します。痛みを感じる手術ではありません。当院では徳田芳浩先生・大木孝太郎先生の提唱されたSlow surgeryの概念を大切にした手術を行なっております(手術時間は7〜10分です)
詳しくはこちらのページをご覧下さい。

手術費用は片眼につき(H22.3.31まで)

1割負担の人で1.5万円
2割負担の人は3万円
3割負担で4〜5万円程度であると考えてください


ー眼瞼下垂とは...

種々の原因により上まぶたが垂れ下がってくる状態のことを言います

先天性(生まれつき)のものと後天性のものに分類されます。
後天性の眼瞼下垂は現在美容外科にてさかんに手術が行なわれている腱膜性眼瞼下垂が多くを占めております。このタイプは瞼が下がることによって単に上方の視界が狭くなるだけではなく、瞼が下がるのを眉毛を吊り上げる(前頭筋の過緊張)ことで補おうとして、慢性的な交感神経刺激症状(肩こり、緊張型頭痛、眼精疲労、ドライアイ)を引き起こします。

腱膜性眼瞼下垂は...
@退行性眼瞼下垂(老化により瞼が下がる)
Aコンタクトレンズ眼瞼下垂(コンタクトレンズの長期使用によるもの)
B開瞼器使用後眼瞼下垂(白内障・緑内障・硝子体手術
後に瞼が下がる)
によるものがほとんどです。

当院では眼瞼挙筋腱膜および眼窩隔膜を瞼板へ縫着するという、美容形成外科で一般に施行されている術式をさらに工夫して行っております。もちろん保険診療です。

     
          術前                 術後1ヶ月
手術費用は片眼につき(H21.3.31まで)

1割負担の人で8000円
2割負担の人は15000円
3割負担で25000円程度であると考えてください

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ー眼瞼・睫毛内反症とは..ー

俗にいうさかまつげです。
上瞼、下瞼のどちらにも生じます。
睫毛が眼球に直接あたるため、異物感を生じたり、目やにがでやすくなってしまいます。
手術は内に向いた瞼を外に向ける手術となり
、上眼瞼内反症には美容外科で行なっている埋没法(二重まぶた形成術)や切開法を応用します。

    
瞬きのたびに睫毛が角膜に当たり痛みを      両側同時に埋没法を行いました。睫毛は
感じる典型的な睫毛内反症です。          きれいに外反し、角膜に当たることはなく
                                 なりました。二重まぶたになっています。   

下眼瞼内反症の場合はその病態によって術式が異なります。
原因別に...

眼瞼皮膚・皮下組織の余剰(若年者)→Hotz法またはKakizaki法
眼輪筋の瞼縁への移動・集積→Wheeler変法(+Blepharoplasty)
下眼瞼牽引靱帯の弛緩→LERs advancement(+LTS)
を使い分けます。

   
老人性の内反症です。下まぶたを引っ張     Kakizaki法を行った術3ヶ月後の写真です。
れば一時的に内反は治るが、瞬きをすると     内反はきれいに改善されています。
すぐ元に戻るという、典型的な下眼瞼牽引
靱帯弛緩による内反症です。


手術費用は埋没・切開法問わず、どんな内反症でも片眼につき(H21.3.31まで)

1割負担の人で2000円弱
2割負担の人は3500円
3割負担で6000円程度であると考えてください
ー霰粒腫とは..
.


まぶたの中に生じた小さなしこりで、俗にめぼ、めいぼ、めばちこと呼ばれるものです。
麦粒腫(ものもらい)と診断されるも、同じ場所に何度もそれが再発場合には霰粒腫が根底にある可能性もあります。大きくないものは自然にしぼんできたり、トリアムシノロンの局所注射にて小さくなりますが、6ヶ月以上シコリが残るものや大きさが8mmを超えるものは手術しなければ完治しません。小学生の高学年くらいからは局所麻酔が可能で、10分くらいの手術です。井出眼科の三戸先生によると、「霰粒腫の原因はマイボーム腺に貯留した分泌物に対する異物反応でしこりができる」といった考え方ですが、私もそれに賛成です。よって貯留物さえ完全に取ればいいということになりますので、嚢胞様組織(本来は正常組織)の摘出はまったく必要ありません。
瞼の裏側から切る場合は皮膚に傷跡は残りませんが、再発の可能性が若干高くなること、術後盗涙現象によりLid wiper epitheliopathyを含むドライアイ様の症状をを生じる可能性がありますので、基本的には行うべきではないと考えております。

埋没法による二重瞼の術後や霰粒腫を放置した場合、しこりが瞼の裏から飛び出して成長することがあり、これを結膜肉芽腫といいます。瞼の裏にしこりが飛び出しているので、持続的な異物感を生じますので手術しなければなりません。

   
典型的な霰粒腫です。今まで他院で        皮膚側から切開して手術を行いました。
ステロイドの注射を何度受けても大きく       一部睫毛のかけた部分がありますが、
なるとのこと来院されました。
          再発傾向にはありません。

   

陳旧性の霰粒腫です。過去に何度も再発を    術後2週間後でやや赤みがありますが、
繰り返し瘢痕化しています。             その後きれいになりました。
「どうしても気になるので切って欲しい」 
とお願いされました。


    
本来なら皮膚側から切開した方がよいと      幸い再発傾向にはありません。
考える程大きな霰粒腫です。「皮膚から
切るのはどうしてもイヤ!」の言葉で再発
の可能性をお話した上での手術となりました。


手術費用は片眼につき(H21.3.31まで)

1割負担の人で1000円弱
2割負担の人は1500円弱
3割負担で2000円程度であると考えてください

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ー結膜弛緩症とは...

加齢に伴い、球結膜(白目の皮)がたるんでくる状態です。
ドライアイや頻繁に起こる結膜下出血の原因となることも注目されております。
自覚症状として「冷たい風に当たると涙が出る」といった本症に典型的なものや、「瞬きのたびに目がくっつく」「異物感がある」などが挙げられます。京都府立医大の横井則彦先生の考案された術式はすばらしく、術後の経過も良好なので当院でも採用させていただいております。下の球結膜の弛んだ部分のみ各セクションに分けて切除し、その後を縫合するといった一見単純な術式ですが、やってみると意外と奥が深いことを感じております。約20分くらいの時間をかけて行ないます。

   
かなりひどい結膜弛緩症です。「涙がこぼれる」  横井式Chalasis markerを用いて手術を    
といった訴え以外に結膜下出血(白目が出血   行いました。術後症状はまったくなくなった
して真っ赤になる)を繰り返すとのことで受診    と喜んでおられます。
されました。          

手術費用は片眼につき(H21.3.31まで)

1割負担の人で3000円弱
2割負担の人は6000円弱
3割負担で8000円程度であると考えてください

ー翼状片とは...


白目の鼻側から黒目に向かって白い膜が伸びてくる病気です。古くから紫外線や埃の影響が示唆されています。「(翼状片のある部分が)充血しやすい」といった初期の自覚症状から、「目が乾きやすくなる」とか「黒目にかかってくるために見えにくい」といった手術が必要な例があります。再発予防のために今まで多くの眼科医が工夫を重ねてきました。抗癌剤の一種であるマイトマイシンC(MMC)を用いたり、羊膜・角膜移植を行ったり、術後に放射線(ストロンチウム)を照射する方法は確かに再発率は低いようです。当院ではそれらを用いない術式(結膜有茎弁移植:聖路加病院 山口達夫先生の考案された術式)で行なっておりますが、術後の再発率については見劣らないと考えております。山口先生の術後成績はすばらしく、MMCを用いなくとも再発率1.7%と極めて低く抑えられております。再発後は6ヶ月は待って手術すること、術後の点眼は経過良好例でも3ヶ月以上は続けるべきであると考えます。

以下に当院で行った手術例を提示します。

       
某総合病院で翼状片手術を受けるも            5ヶ月待って当院にて再手術を行いました。
1ヶ月でこのように再発しています。
              術後6ヶ月でも再発傾向はありません。

       
症例は30代前半の女性です。翼状片は低年        術後6ヶ月後です。この年齢でも再発傾向
齢になればなるほど、再発率は圧倒的に高         がないことから、眼科医の先生でもこの
くなります。よって年齢が若く軽度の症例では        の術式がいかに素晴らしいかご理解頂け
経過観察を行うのですが、美容的な意味でも        ると思います。
強く手術を希望されました。CINの疑いも
考え手術に臨みました。


        
上記女性のもう片眼です。こちらの             術後1ヶ月の写真です。
方がさらに進行しています。一方の手術           今のところ再発傾向はみられません。
が6ヶ月経って再発傾向がないことから         
手術をつい最近行いました。  
           
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ーレーザー虹彩切開術とは...

主に閉塞隅角緑内障に対し、瞳孔ブロックの解除目的で虹彩(茶目)根部に小さな穴を開ける手技です。アルゴンレーザーを用いたり、YAGレーザーを併用して行ないます。
美智子皇后もお受けになった治療です。


画面左上の黒いしみのようなものが穴です

ーレーザー線維柱帯形成術とは...

主に点眼薬でコントロールできなくなった嚢性緑内障に対し行なう治療です。
隅角にある線維柱帯にアルゴンレーザーを照射し、熱凝固により房水流出抵抗を減少させ、眼圧下降を図る術式ですが、奏功機序については未だ不明です。

-YAG laser capsulotomyとは...

白内障手術後に水晶体上皮細胞が眼内レンズの裏に回り、後嚢にこびりつくように増殖したものを後発白内障と言います。「白内障手術後はよく見えていたのにだんだんとまたかすんで来た」と感じる方はその可能性があります。その場合YAG laserを後嚢に照射し、小さい穴を開けてやることによって視力が回復します。水晶体嚢には知覚神経がないため処置に痛みはありません。


粉雪のような混濁が後発白内障です。

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ー網膜裂孔・網膜剥離のレーザー治療とは...

眼球の最も内側にある壁のことを網膜といいます。
網膜はしばしばカメラのフィルムに例えられますが、この壁に孔が開いてしまうことを網膜裂孔と呼びます。網膜裂孔を放置した場合すべての例ではないのですが、壁の穴から水が入りこみ、網膜が剥がれるといった網膜剥離を発症する恐れがあります。
網膜裂孔は「飛蚊症(明るいところで虫や糸くずが急に見えはじめる)」や「光視症(目の中で光がピカッと光る)」をともなって見つかるケースもありますが、コンタクトレンズの検診などで偶然見つかることも多々あります。網膜剥離になる可能性がある以上は、通常網膜裂孔が検出された場合はその周囲にレーザーを照射し、孔の周囲から水が入らないような治療を行ないます。またごく初期の網膜剥離に対してもレーザー治療が有効な場合もあります。進行した網膜剥離に対しては、網膜復位術または硝子体手術が必要です。

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ー糖尿病網膜症のレーザー治療とは...

眼に起こる病気で長年失明率の第一位を維持しているのは、実は糖尿病であることをご存知の方は多くないと思います。糖尿病が進行してくると全身の大血管及び小血管が痛んでくるのですが、中でも網膜に出血を来たす「糖尿病網膜症」は早い時期に起こってきます。出血が起きても自覚症状はほとんどないため、内科医から眼科受診を勧められたり、人間ドッグなどで偶然みつかることも少なくありません。「出血のために見えにくくなった」場合は網膜症がかなり進行してしまった場合であり、放置すれば失明の危険があるといっても過言ではありません。この場合、網膜症が進行し、網膜に新生血管という悪い血管が生えてこないようにする目的、または生えてしまった新生血管を退縮させる目的で網膜にレーザーを照射します。ただしレーザーも数を重ねれば、焼いた部分が暗く感じたりするといった自覚症状を生じます。よってできるだけレーザー治療を最小限に行なうためには、何よりも至らない部分に心当たり(食事制限ができてない、運動をしない)があるならば、内科のコントロールをしっかり行なうことに尽きます。

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ー中心性網膜症のレーザー治療とは...

中心性網膜症は、正しくは中心性漿液性網脈絡膜症と言います。
はっきりした原因は不明ですが、古くから心身のストレスによって生じると言われています。
網膜の直下にある脈絡膜から、二次的に傷害された網膜色素上皮を通して網膜下に血漿成分が漏出貯留する病気です。自覚症状として、中心が暗く見える(中心暗点)、線が歪んで見えるなどの自覚症状があります。自然治癒傾向の強い病気ですが、罹病期間短縮や遷延化予防のために、漏出部にレーザーを照射します。再発例も多いのですが、通常、レーザー治療を行なった部分からの再発はほとんどないため、当院ではレーザー治療を基本に行なっております。


ー網膜静脈分枝閉塞症のレーザー治療とは...

網膜の静脈(心臓に帰る方の血管)が血栓(血の塊)で詰まったため、血管が破裂し血が網膜にあふれている状態を指します。詰まり方の程度によって症状はさまざまです。
「極初期の症例に対する光凝固治療については是非があるが、無血管野を生じるような進行例にはレーザー治療が必要である」というのが一般的な考え方だと思います。
黄斑浮腫が顕著な症例では、まずルセンティス(ノバリティス社)の硝子体注入を行ってから
レーザー治療を行うべきであると考えます。

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