「覚えている?あなた。
種子島に一緒にサーフィンしに行こうって約東したの・・・。
昔付き合いはじめた頃、サーファーになるって言って、 サーフボード買って、髪長くして鬚まで伸ばして、溺れかけてライフセーバーに助けられて・・・。 でも、真剣でキラキラしていたような感じで、あなた格好良かったんだけどなあ・・・」 ふとそんな妻の言葉を思い出した一雄。 実家に戻って物置の中を探し回り、古びたロングボードをついに見つけ出した一雄。 娘たちの反対と心配をよそに、種子島へと旅立つのだった。 種子島に着き、念願の鉄浜に立ち感動を覚える一雄だが、 当然サーフィンなんてできるはずもなく、ただ立ち竦むだけ。 地元サーファーたちが集まるサーフィンのメッカである、
「ORIGIN」を訪れ「美春荘」で仕事をしながら・・・ |