| 藤坂屋に住んでいた国木田独歩 |
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餅は円形(まる)きが普通(なみ)なるを故意(わざ)と三角に捻りて客の眼を惹かんと企(たく)みしやうなれど実は餡(あん)をつ丶むに手数のか丶らぬ工夫を不思議にありて、三角餅の名何時(いつ)しか其近在に広まり、此茶店の小さいに似ぬ繁盛......
これは、独歩が明治27年8月、「藤坂屋」の離れにいたころを回想した作品「置土産」の冒頭に記述されている「藤坂屋」の「三角餅」を紹介した部分です。「置土産」の登場人物のモデルは、実在の「藤坂屋」の主人、娘、隣の八幡宮息子らである。また、その頃の作品として「欺かざるの記」もあります。 |
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藤坂屋本店(三角餅製造工場)と独歩
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