シロマダラの森

平成17年6月25日(14:00)  栃木県佐野市・○○山周辺

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 念願だったシロマダラを撮影しながら、僕はかつて同じ場所で、このヘビに出会ったことを思い出していた。その時は6月のはじめ、ちょうどカブトムシとホタルが出始めた時期だった。もう、7、8年は経つ。暗がりの中、黒いバンドがもう少し太く、まるで小判のように見えた。一瞬見たその姿をマムシだと思った僕は、あわててその場を逃げ出したのだった。そのころはシロマダラなんてヘビは名前すら知らなかった。

 けして少ないヘビではないようだが、めったに見ることはない。夜行性なのでなおさら見つからないのだろう。たまに見つかると新聞の地方版などで取り上げられることもあったそうだ。登山道の途中、コンクリートで固められ、15メートルくらいの幅で続く小さな崖には、排水用の小さなパイプが何本も突き出ている。そのうち3本のパイプの中に、4匹のシロマダラが日光浴をしていた。
 写真上はこの日の1匹目、マダラー1号だ。

 写真上はマダラー2号。黒バンドが細い。何枚も写真を撮るがピクリとも動かない。なぜこんな外側の、一番目立つところにいるのか?隠れるつもりならもっと奥にいるはずだ。・・・・・きっと日光浴をしているに違いない。は虫類は自分で体温を調整できない変温動物なので、日光浴が好きなのだ。でも・・・・・・・夜行性のは虫類の日光浴ははじめて見た。なんか変。

 写真上はマダラー3号。夜行性のマダラーたちが昼間見られるのはやっぱり変。しかも3匹もいっぺんなんだから、かなり変だ。

 写真上は3号を写したあと、1時間近くたって別のパイプで発見した個体。4号なのか、唯一見当たらなくなった1号なのか不明。顔を外に向けるポーズはやはり1号か?
 
 帰宅して調べてみると、シロマダラは6月から7月のかけて産卵するそうだ。なるほど・・・。産卵が近いのでシロマダラたちがいっせいに集まっていたのではないだろうか? などと思いをめぐらしていると携帯電話が急に鳴る。着信相手の名前を確認し、こりゃ長くなりそうだとため息ひとつ。事前に充電しておけば良かった、とふと思った瞬間、あ、と思った。マダラーたちは体力を消耗する産卵を控え、日光浴で充電していたのではないだろうか?

bunbuku

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