プロフィールと近況報告
プロフィール

藤巻裕蔵(ふじまき ゆうぞう)
1938年12月生まれ,東京都出身
北海道の鳥を見たくて,大学時代に北海道に渡り,それからずっと北海道の住人.
これまでに住んだ所は,札幌市,美唄市,帯広市
所属学会・団体:日本鳥学会,
日本野鳥の会,
日本白鳥の会,
日本オシドリの会など
最近5年間に発表した論文・著書のリスト
藤巻裕蔵.2009.北海道における繁殖期の森林性鳥類の調査時期の検討.森林野生動物研究会誌 (4):12-15.
藤巻裕蔵.2010.エゾライチョウ.野生動物保護の事典,530-531,朝倉書店
藤巻裕蔵.2010.北海道中部・南東部におけるシジュウカラとコジュウカラの繁殖期の生息状況.森林野生動物研究会誌 (35):1-6.
藤巻裕蔵.2010.繁殖期における奥尻島の鳥類相.利尻研究 (29):1-6.
林吉彦・田中正彦・津村英男・藤巻裕蔵.2010.北海道南部におけるゴイサギの繁殖.山階鳥類学雑誌 41:206.
藤巻裕蔵.2010.北海道中部・南東部におけるウズラの繁殖期の生息状況.日本鳥学会誌 59:55-60.
藤巻裕蔵.2011.北方四島の鳥類相の特徴.利尻研究 (30):67-72.
藤巻裕蔵.2011.北海道中部・南東部におけるアオジとクロジの繁殖期の生息状況.森林野生動物研究会誌 (36):9-14.
藤巻裕蔵.2011.北海道における繁殖期の潅木・草原性鳥類の調査時期の検討.Strix 27:1-6.
藤巻裕蔵.2011.北海道におけるマキノセンニュウの分布と出現率の変化.日本鳥学会誌 60:233-237.
藤巻裕蔵[翻訳] 2011.ライチョウ属Lagopus Brisson 1760:分類,古生物学資料,進化.らいちょう 13:6-15.
藤巻裕蔵.2011.Phylloscopus tenellipesとAcrocepalus dumetorumの和名について.日本鳥類標識協会誌 23:26-28.
Ito, H., Yoshino, T., Nakamura, S., Endo, D., Fijimaki, Y., Nakada, T. and Asakawa, M. 2012. Isolation of three nematode species from the Hazel Grouse, Bonasa bonasia vicinitas Riley, 1915, in Hokkaido, Japan. Jpn J Zoo Wildl Med 17: 21-25.
藤巻裕蔵.2012.北海道におけるヤマガラの繁殖期の分布.山階鳥類学雑誌 43:189-193.
藤巻裕蔵.2012.北海道中部・南東部におけるヤブサメとウグイスの繁殖期の生息状況.森林野生動物研究会誌 (37):1-6.
藤巻裕蔵.2012.石狩川下流部沿いにおける繁殖期の鳥類相.Strix 28:51-58.
藤巻裕蔵,2012.低温での鳥類の姿勢.山階鳥類学雑誌.44:27-30.
藤巻裕蔵.2012.鳥類が食べる植物の種子・果実.森林保護 (328):27-28.
藤巻裕蔵.2012.北海道鳥類目録改訂4版.極東鳥類研究会,美唄.
藤巻裕蔵.2012.新厚岸町史,第三章厚岸町の動物(森林の鳥類,湿原・河川・湖沼の鳥類,農耕地・4市街地の鳥類).新厚岸町史,135-142.
藤巻裕蔵.2013.シマフクロウの巣箱.森林保護 329:7-8.
藤巻裕蔵.2013.北海道中部・南東部におけるヒガラの繁殖期の生息状況.森林野生動物研究会誌 (38):1-5.
藤巻裕蔵.2013.関東地方におけるオシドリの分布.Strix 29:89-94.
このほか,「森林保護」誌に「千島列島の哺乳類」(ロシア語を翻訳)を連載中.
近況報告
2013年
6月15日
14〜15日に江差,木古内,北斗で鳥の調査をしましたが,2日目は残念ながら雨で十分な調査ができませんでした.しばらく畑がカラカラになるほど好天が続いていたのに,調査当日だけ雨というのも皮肉なものですね.しかし数か所でホトトギスの声を聞くことができ,それなりの成果がありました.将来道南の調査地点を増やし,ホトトギスの分布北限を明らかにしたいと考えています.
5月27日
25〜26日に高山市で開催された日本オシドリの会大会に参加しました.今回で6回目です.25日の午後,2題の研究発表の後,飛騨川上流部沿いのオシドリ生息地の環境を観察しながら宿泊する秋神温泉へ.川幅はあまり広くなく,片岸,または両岸が森林で,典型的なオシドリの生息環境でした.翌26日早朝、秋神川沿いの森林内を日本野鳥の会岐阜の全県探鳥会に加わり鳥の観察をしました。このあたりは標高約1,000mで、新緑が始まっており、北海道の低地より新緑がやや進んでいるくらいの状況でした。
今回は残念ながらオシドリを観察できませんでいたが、どのような環境に生息しているかを見ることができ,また、北海道では聞くことのできないノジコやメボソムシクイの囀りを聞くことができ、天候に恵まれたおかげで乗鞍岳を遠望し、御岳を間近で見ることができ、収穫の多い2日間でした。
5月21日
今年の5月の気象は異常で,低温と日照不足の日が続いています.農家の人の話では日照は例年の半分とか.雨の日が多かったため,鳥のセンサスも20日なってやっと開始です.今年は調査か所をあまり増やせそうにもなさそうです.
4月27日
今日は宮島沼の会主催のマガンを数える会.今回で27回目.16:00から周辺のゴミ拾い,17:00過ぎから3班に分かれてカウントを開始,19:00近く,暗くなってから終了.風が強く寒かった.幸いなことに風br>
は北西から.マガンが飛来するのは東から南にかけてで,冷たい風を背に受けていたので,助かりました.東京からはバードリサーチの神山さんが参加.カウント終了後,センターで集計.68,000羽が今日の成果でした.
4月7日
ここ数日で積雪がだいぶ少なくなりました.やはり春ですね.家の上をハクチョウやマガンがよく飛びます.農耕地はまだ雪に被われているので,降りることもできず,右往左往し,住宅地の上空までやってくるのでしょう.
3月20日
年度末は各種会議でなにかと忙しいもの.保護増殖の分会会もシマフクロウ,ワシ類,タンチョウが終わってひと段落.道路・ダム事業関連の委員会も全て終わり,気分的にもゆっくりできるようになりました.積雪もだいぶ少なくなってきました.もうすぐ4月,春が待ち遠しいですね.
2月23日
しばらく雪が降らず,除雪がなく助かっていましたが,21日から連日大雪で,除雪する間に積もってきます.うんざりです.この3日間で80ccmくらいは降ったとおもいます.
2月6〜7日
平成24年度山階鳥類研究所研究成果発表会に出席しました.テーマは「山階鳥類研究所データベースシステムの構築と公開−18世紀末から現在に至る鳥類相の変化をもとにその未来を予測する−」でした.今回の発表ではデータベースが次第に充実してきたことがうかがわれました.また,標識データをモニタリングに積極的に活用しようという試みもみられ,今後が楽しみです.しかし,標識本来の目的である繁殖地と越冬地の解明のためには,繁殖期における標識をもっと増やす必要があるという課題も残されているとおもいます.
翌日帰りに札幌で途中下車し,雪まつりを見てきました.
2月1日
3月中〜下旬なみの暖かさで,雪がだいぶ融け,雨も降りました.
1月19,20日
滋賀県草津市で開催された日本白鳥の会の研修会(右の写真)に参加しました.地元からの参加者が多かったせいか,80人近い参加者で盛会でした.発表は11題あり,この点でも充実した研修会でした.また,今回は初めて韓国からの参加者もあり,韓国におけるハクチョウ類の渡来状況を知ることができましたが,日本とはやや違うとおもいました.
20日はエクスカーションでしたが,残念ながら湖南ではコハクチョウは見られず,湖北の水田で100羽近くを見ることができました.
草津市を訪れたのは初めてですが,旧東海道を歩き,天井川などを見ることができ,研修会プラスαの旅でした.往復に千歳〜中部国際〜名鉄〜JRを利用しましたが,公共交通機関のよさは,北海道に比べて各段の差がありました.
1月9日
12月末まで少なかった積雪は,3日以降の降雪で1mを越えています.除雪が大変です.
日中除雪をしていると,頭上で「コロコロ・・・」という声,クマゲラです.裏の和田公園のハルニレにとまったととたん,カラスの攻撃を受けて飛び去ってしまいました.一瞬の出来事でした.それにしてもこんな街中でクマゲラとは!引っ越してきて11年目ですが,ここでクマゲラは初記録です.
1月1日
あけましておめでとうございます.天気予報では大晦日から元旦にかけては大荒れということでしたが,今日は風もほとんどなく,昼頃からは太陽も顔を見せ始め,おだやかな元旦となりました.今年の年賀状はユキホオジロの冬羽です.
今年の調査の目標は,新たなメッシュを少なくとも10か所は調査すること.
2012年
12月31日
2012年も今日で終わり.昨日は雨で雪がだいぶ融けましたが,夜に凍りつき,今日の道路はツルツル,危ないことこのうえなし.
12月20日
降雪がいよいよ本格的になってきました.ほぼ毎日除雪です.現在の積雪深は40cmくらい.庭木に吊るした脂に飛来するカラ類の個体数も増えてきました.この冬はヤマガラが初めて来るようになりました.
12月16日
今日は衆議院選挙,しかし天気は吹雪模様,投票率がかなり落ちるのでは.これが結果にどう影響するのですかね.
12月12日
9月にパソコンがダウン.2002年以来使っていたので,寿命がきたのでしょうね.早速新機種を導入しましたが,いろいろの設定にてこずりました.ホームページ関係の設定もうまくゆかず,しばらく更新していませんでしたが,今日やっと設定が完了しましたので,早速更新しています.
12月3日
「北海道鳥類目録改訂4版」を刊行しました.くわしくは,このHPの「北海道鳥類目録改訂4版・補遺」を見てください.
8月25日
帯広の柳川さん宅で野生動物管理学研究室のOB会がありました.家内を二人で出席しましたが,総勢20人以上で,大盛況でした.14:00頃から始まり,暗くなるまで,話は尽きず,楽しく,またなつかしい一日でした.
8月19日
そろそろわが家の畑も収穫のピークを終えました.これからはダイズ(枝豆),トマトがまだとれそうです.今年はエンドウにヨトウムシがまったく出ず.ヤマガラシにもスジグロシロチョウの産卵がまったくありませんでした.枝豆も例年見られる虫くいがまったくありません.今年は畑の「害虫」がまったく出ませんでした.理由はわかりませんが,なにかしら不気味な感じです.昆虫の世界に異変が起きているのでは.
8月12日
宮島沼で第1回のカントリーフェスティバルが行われました.周辺の農家が出店し,野菜,果物なとが販売されていましたが,なんでも1kg100円とか,店により販売方法は様々でしたが,全般に安く,だいぶ買出しをしました.食事もカレーライス,天丼など300円の格安でした.
8月11日
今年から始まった美唄市のサテライトキャンパス・「美唄の歴史」を聴講し,今日が最終日.1回は忘れてサボリましたが,毎週土曜日5回のうち4回は出席しました.屯田に始まり,炭鉱最盛期からその衰退と,おぼろげながら知っていたことを,改めてまとまった話を聞き,参考になりました.でも開始時刻が13:00なので,大分居眠りの時間がありました.
7月3日
繁殖期の鳥ノセンサスを今日で終わりました.調査したのは30か所,そのうち新規は22か所でした.昨年にくらべると少なくなっています.年を考慮し,あまり無理をしないようにした結果です.
6月4日
恵山にツツジを見にいってきました.一昨年は5月15日に行ったのですが,この年は気温が低かったせいで,5月中旬ではツツジはつぼみにもなっておらず,花を見ずに帰ってきましたが,今年は満開で,見事な花を見ることができました(写真).また函館の五稜郭でもツツジとフジが満開で,サクラの時期とはまた違った風景を見ることができました.