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『プロカメラマンの

ストックフォト』

松永あたるの写真を多数展示しています。

 

 

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写真講座テーマ3 適正露出の話

 

三回目は、露出について書いてみようと思います。

さて、「何が適正露出か?」と問われると、明確な答えは得られないように思います。

あえて答えるなら、それは撮影者のイメージであり、頭の中だけに存在し、その頭の中のイメージをどう再現するか、それが問題です。

何年か前、お昼のタモリの番組で、つるべをはじめとしたおじさん達を女装させ、プロのメーキャップアーティストが化粧をし、プロカメラマンが撮った写真を、それが誰なのか出演者が当てるといったゲームを放送していたのを御存知でしょうか?

あのつるべが、惚れちゃう位に美しく写ってました笑。

その写真は、いわゆるハイキーと言う技法で、露出をオーバー気味に設定し、肌のトーンを跳ばす事で肌を綺麗に見せていました。

この写真はハイキーとまではいかないが、人の肌を美しく見せたい時は、ちょっとオーバー気味に。

しかしあくまでも、トーンは残すよう加減する。

携帯カメラなどでも応用できる技法である。

 

『写真は真実を写す』なんてキャッチコピーをよく耳にします。

しかし、カメラマンから言わせてもらえば、写真はイメージの表現手段であり、自由に作画する物だと認識しています。

まして私の本業、広告写真は……‥‥どうやって本物よりも魅力的に写すか、どうやって嘘をつくかの勝負です!笑。

良く大先輩のカメラマンに、「写真は光で書く絵」と教えられました。

だからみなさんも、モネのように、ゴッホのように、北斎のように、絵を書くつもりでライティングを、露出を、決めて欲しいのです。

 

さて、実際には………………

露出計には、反射光式露出計と、入射光式露出計がありますが、カメラに内蔵されている露出計は、反射光式露出計です。

まず注意して欲しいのは反射光式露出計は、18%グレーを測光の基準にしていると言う点です。

白い被写体から黒い被写体までのちょうど中間、反射率18%グレーを測光の基準にしていて、これはほぼ、空を1/3位入れた風景の反射率の平均に等しいとも、人間の肌の反射率の平均に等しいとも言われています。

18%グレー

市販の18%グレーカード

反射光式露出計で、より正確な露出を得たい時、被写体の前に置いて、この部分のみの露出を測る。

そしてこの18%グレーが、フィルム上に同じ濃さのグレーに写るように、露光を決定するよう作られているのです。

そのために白い被写体をを測光すると、グレーに写るように露出を決定してしまう事となります。

この写真は白い紙なのだが、カメラの露出計に任せて撮ると、グレーに写ってしまう。

そこで被写体の白さ黒さ加減や色に応じた露出補正が必要になります。

 

このように反射光式露出計被写体の反射率に影響を受けてしまうのですが、単体露出計に多い入射光式露出計は その場の照明の明るさを測る物で、被写体の反射率には影響は受けません

が、実際には、フィルムの再現性の問題から、白や黒が主体の被写体では露出がオーバー、アンダーになりやすく、やはり露出補正が必要になります。

 

さて、お使いのカメラに +/– の表示のある設定項目があるのを御存知でしょうか?

それが、露出補正ダイヤル(最近はダイヤルで無くボタンであるが…………TVのチャンネルを変える時も、ついつい まわす と言ってしまう………笑。)

+方向にまわすと露出が明るい方向にシフトされ、−方向にまわすと暗くなります。

つまり、被写体が白かったり逆光の時は+方向に、被写体が黒い時は−方向にまわす必要があるのです。

問題はその量なのですが、これは露出計によっても、被写体の反射率や色見によっても、使う現像所によっても違い、ほとんど経験と感に頼らざるをおえません。

(あまり知られていない話ですが、単体露出計二大メーカー ミノルタとセコニックでは、基本的な露出値の設定が1/3絞りほど違います。二つを併用している人、買い換える予定の人は、注意が必要です。)

+1露出補正をかけ、白い紙を白くだした画像。

こんな時、プロカメラマンは目安としてポラロイドを撮ってみたりもするのですが、有効なのは、できる限り段階露出を撮ることです。

リバーサルフィルムやデジタルカメラで静物を撮る時は、必ず段階露出を切る事をお勧めします。

これはネガフィルムと違い、リバーサルフィルムやデジカメはラチチュード(露出許容範囲)が狭いためで、特にデジカメでphotoshopなどのレタッチソフトをお持ちの場合、後でレタッチするのに+−2段位、広めに撮っておくと後で大変有効となるでしょう。

 

露出の問題は、技術的な問題の中では一番悩む所。

表現と深くかかわっており、それだけに奥の深い世界です。

が、それは又、次の機会に………………。

 

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